自分の今後、会社の今後。いま、考えていることを教えてください。
今年は技術職としては初めての女性社員が入社しました。鉄道会社ってどうしても男性職場というイメージを持たれがちですが、業界全体でも女性社員の割合はだんだん増えているように感じるよね。
そうですね。駅社員も女性社員が2割くらいになりましたし、女性運転士も増えてきたと思います。また女性もそうですが、当社の特徴としては、若手社員に非常に勢いがあることだと思います。お互い議論を交わしながら仕事を進めていくことで、成長スピードも早い。これからも社内の雰囲気はどんどん変わっていくのだろうね。
10年後に今の若手社員たちの力でどんな会社になっているのか本当に楽しみだよね。私は入社以来ずっと駅勤務でしたが、今は本社営業部の設備関係を担当しています。正直まだまだ異動したばかりで、仕事を覚えるだけで精一杯ですが、異動して改めて思うのは、駅での経験がやはり重要だったということ。お客さまや社員がどのように動くのか、どのようにすれば使いやすいかなど、現場での経験が今の仕事でもかなり役に立っています。だからこそ後輩にはそうした最前線での経験の重要性を伝えていきたいし、後輩が本社に異動になったときには、自分の経験を踏まえてきちんと指導できるようになりたいという思いが強くなりました。
やっぱり現場の経験って重要だよね。私は今、浜松町駅西口再開発事業であったり、駅の改良や沿線開発の検討といった大規模プロジェクトの一部を担当しているのですが、業務を進める上では鉄道設備の知識が絶対に必要だし、それを学ぶ場としては現場が一番だと思っています。今後は、一つひとつのプロジェクトを着実にやり遂げていくことで、魅力ある駅設備や快適な設備の更新にとどまらず、駅を中心としたまちづくりによって、会社や地域の発展につなげていきたいと考えています。
私は2年前から本社で広報を担当していますが、今後もさまざまなイベントを控える当社が、社内・社外の方と一緒に前進するにはどうしたらよいかを考える日々です。ただ、どんな仕事に関わっていくにしても、困っている社員がいたら一緒に考え、悩んで、時には頼りにされる先輩社員になっていくことが私の目標です。