SPECIAL 先輩社員座談会

最前線での経験を活かし、現在は、別の部門で活躍する3人の先輩社員から、
自身の歩みやリアルな思いを聞きました。

  • 出川 智久 出川 智久 建設計画部
    2009年入社
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  • 大谷 修平 大谷 修平 総務部
    2010年入社
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  • 今福 翔太 今福 翔太 営業部
    2009年入社
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自分の今後、会社の今後。いま、考えていることを教えてください。

今年は技術職としては初めての女性社員が入社しました。鉄道会社ってどうしても男性職場というイメージを持たれがちですが、業界全体でも女性社員の割合はだんだん増えているように感じるよね。

そうですね。駅社員も女性社員が2割くらいになりましたし、女性運転士も増えてきたと思います。また女性もそうですが、当社の特徴としては、若手社員に非常に勢いがあることだと思います。お互い議論を交わしながら仕事を進めていくことで、成長スピードも早い。これからも社内の雰囲気はどんどん変わっていくのだろうね。

10年後に今の若手社員たちの力でどんな会社になっているのか本当に楽しみだよね。私は入社以来ずっと駅勤務でしたが、今は本社営業部の設備関係を担当しています。正直まだまだ異動したばかりで、仕事を覚えるだけで精一杯ですが、異動して改めて思うのは、駅での経験がやはり重要だったということ。お客さまや社員がどのように動くのか、どのようにすれば使いやすいかなど、現場での経験が今の仕事でもかなり役に立っています。だからこそ後輩にはそうした最前線での経験の重要性を伝えていきたいし、後輩が本社に異動になったときには、自分の経験を踏まえてきちんと指導できるようになりたいという思いが強くなりました。

やっぱり現場の経験って重要だよね。私は今、浜松町駅西口再開発事業であったり、駅の改良や沿線開発の検討といった大規模プロジェクトの一部を担当しているのですが、業務を進める上では鉄道設備の知識が絶対に必要だし、それを学ぶ場としては現場が一番だと思っています。今後は、一つひとつのプロジェクトを着実にやり遂げていくことで、魅力ある駅設備や快適な設備の更新にとどまらず、駅を中心としたまちづくりによって、会社や地域の発展につなげていきたいと考えています。

私は2年前から本社で広報を担当していますが、今後もさまざまなイベントを控える当社が、社内・社外の方と一緒に前進するにはどうしたらよいかを考える日々です。ただ、どんな仕事に関わっていくにしても、困っている社員がいたら一緒に考え、悩んで、時には頼りにされる先輩社員になっていくことが私の目標です。

座談会のイメージ

学生の皆さんにメッセージをお願いします。

皆さん、夢を持って自分がやりたいことに向かって突き進んでください。私の小さい頃の夢であった運転士には実際はなっていませんが、それでも、同じ鉄道会社の一員として、駅社員も運転士も技術職も、仕事内容こそ違っても、「安全に電車を運行するぞ!」という根っこの意識は一緒だと思っています。だから、今でも昔から抱いていた夢に向かってずっと突き進んでいると思っています。皆さんにも、自分のやりたいことにどんどんチャレンジしてほしいです。

これから仕事をするうえでは、皆さんもさまざまな目標に向かい、チャレンジをしていくことかと思います。しかし、そうした目標を達成することが終わりではなく、その先には必ず新しい道や次の目標がやってきます。東京モノレールも開業から53年という歴史はありますが、17.8kmの沿線にはさまざまなスポットがあり、さらに発展していく可能性を無限に秘めています。開業100周年を目指し、共に、考え、悩み、時に笑い一緒に仕事をできる日を楽しみにしております。

昔は鉄道といえば人や物を運ぶ「輸送業」というイメージでしたが、今や、「お客さまに快適にご利用頂く事を第一に考えた「鉄道サービス業」です。「お客さまのためにこんなサービスがあればいいな」「あんなことに挑戦したい」といった夢を、新しい仲間と一緒に考え、実現していく事が今からとても楽しみです。羽田空港という日本の玄関口から、国内外のさまざまなお客さまや地域と繋がる東京モノレールで、皆さんをお待ちしています!

座談会のイメージ

※記事内の職名・駅名は取材日時点