MESSAGE 車両

日夜実施するメンテナンスは、
安全運行を支える要。

モノレールの車両基地がある昭和島総合センターで、日夜、厳しい目で車両を点検整備しているのが車両メンテナンスエンジニアです。車両班は4年を超えない期間で行う大がかりな分解検査を担当し、車両1班は台車の分解検査やタイヤ点検、交換作業、車両2班は制御器や空調機器の分解検査などに従事します。検車班は6日を超えない期間で行う列車検査と、3カ月を超えない期間で行う月検査を担当し、機械装置・車体・電気関係のすべてに関する点検を行います。また車庫線内で車両を運転する入換作業なども担当します。

業務のイメージ
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社員紹介

最新型車両から30年近く活躍する車両まで自らの手を動かして整備できることに喜び。

  • 技術部 車両区 検車班
  • 小野 誠
  • 2011年入社
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  • 技術部 車両区 検車班
  • 小野 誠/2011年入社
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学生時代は自動車整備士を目指していましたが、鉄道会社に就職した兄から話を聞くうちに、鉄道車両の整備に興味を持ちました。当社に入って実感したのは、この仕事は現場で学ぶことが圧倒的に多く、新しい知識を積極的に吸収する姿勢が大事だということです。特に当社には、10000形のような列車情報制御装置が導入された国内屈指の最新型車両もあれば、30年近く現役の車両もあり、整備には幅広い知識が求められます。また車両の整備を自社で行っているのも特徴で、自分自身の手を動かしながらモノレール車両の内部を知り、整備できることに技術者として喜びを感じます。当社のモノレールは高所を走るため、万が一、点検で工具を置き忘れてしまうと重大な事態につながりかねません。それを防ぐために、車庫内の整理整頓に細心の注意を払い、管理を徹底しています。自らの仕事が列車の安全運行やお客さまの利便性を支えている実感が、日々気持ちを引き締めて業務に臨む後押しになっています。

ある日のスケジュール

スケジュールのイメージ

※記事内の職名・駅名は取材日時点